2016/08/13

アメリカンジョークを交えて








「外国でマジックをするのに、
英語は話せるんですか?」

と、訊かれることがある。


答えは、「NO」でもあり、
「YES」でもある。


「英語を話せる」というのが
間違いのない文章で、正しい発音で喋れる」
ことを意味するのであれば、
自信を持って「NO」だし

「外国人とコミュニケーションを取れるのか」
という意味合いであれば、
割と、「YES」だ。


生活も、移動も、そして手品をするにも
正しい英語が話せなくても
案外、通じてくれる。
というのをこの旅では強く実感した。


とか何とか言いながらも
実際に英語に触れている時間が長いと
自分で英語力の上達を感じる時がある。


「あれ?なんか違うぞ」と思ったことを
店員さんにきちんと言えるようになったし、
英語を喋っている夢を見たこともあった。

もちろん言葉は通じなくても
手品は喜んでもらえるのだが
とっさのジョークで笑ってもらえると
これはもう、滅茶苦茶に嬉しい。


前のブログでは米国でのパフォーマンス
厳しさについて書いたのだが、やはり、
警備員に声を掛けられることもあった。




「キミ、許可証はあるかい?」

・・・許、許可証?


「大道芸の許可証を見せて。」

・・・いやぁ、ないです。


「ここでは許可証が必要なんだよ。」

そ、そこのビラ配りの人もですか?


「いや、それはいいんだが。」

僕はトランプを配ってるだけです
他の人よりも楽しげに、ね。


「しかし君はチップをもらっていたよね?」

・・・。


「それはこの国では仕事になるんだ。
稼ぎたいのならカジノに行かないと。

ギャンブルをしろってことですか?


「そうだ、それなら観光ビザでも許される。
ここはラスベガスだからね。

僕は手品に人生を賭けたんです。
そこいらの人よりギャンブラーですよ?


「なるほど。こりゃあ一本取られた!
まだ若いんだろう? 頑張って
ジャックポットを当てるんだな。」


というまさに洋画チックなやり取りで
警備員からの注意を払いのけた
というのは英語で見たという夢の話だが

現実に警備員に言われたのは
「ここは私有地だからそこの道でやれ」
という一言だけだった。


とりあえず「YES」
と言えればなんとかなることも多い。




















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